![]() I−qミスマッチの較正及び方法
专利摘要:
通信送信機または受信機の同相(I)及び直交(Q)チャネル間のミスマッチを低減する方法が与えられる。典型的な実施形態では、別々の電圧を与えて、Qチャネルのミキサに対してIチャネルのミキサのトランジスタのゲートまたはバルクをバイアスする。別の典型的な実施形態では、別々の電圧が与えられて、各チャネルに関連付けられたトランスインピーダンス増幅器のコモンモード参照電圧をバイアスする。受信されたまたは送信された信号の測定された残留側帯波を最小化するための、または受信されたまたは送信された信号のその他のパラメータを最適化するためのバイアス電圧を導く方法が更に与えられる。双方向または一方向電流デジタル/アナログコンバータ(DAC)を用いて別個のバイアス電圧を生成する方法もまた開示される。 公开号:JP2011507456A 申请号:JP2010539673 申请日:2008-12-15 公开日:2011-03-03 发明作者:チョクシ、オジャス・エム.;ボッス、フレデリック 申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated; IPC主号:H04L27-00
专利说明:
[0001] この特許出願は、2007年12月18日に出願され、本願の譲受人に譲渡され、且つ参照によりその開示が本明細書に明示的に組み込まれる、“I-Q Mismatch Calibration”と表題された米国仮特許出願番号61/014,662に対する優先権を主張する。] 技術分野 [0002] 本開示は通信の送受信機に関し、より具体的には、通信の送受信機における同相成分(I:in-phase)及び直交成分(Q:quadrature)のミキサ間のミスマッチを補正する方法に関する。] 背景技術 [0003] 通信の送受信機では、同相成分(I)及び直交成分(Q)のキャリアとして知られる直交信号上に情報が変調されて、I及びQチャネルが形成され得る。受信機では、このI及びQチャネルが復調されて、所定の情報が再生され得る。一般的に、ミキサは各チャネルを変調または復調するために設けられ、すなわち、IチャネルにはIミキサが設けられ、QチャネルにはQミキサが設けられる。] [0004] 情報の正確な送受信のためには、I及びQチャネルが通信リンク上で互いに直交し続けることが求められる。現実には、I及びPチャネルの間のミスマッチ、例えば送信機または受信機におけるI及びQチャネルのミキサ間のミスマッチが、I及びQチャネル間の相関関係をもたらし、これによりIチャネルからの情報がQチャネルに“流れ出す(bleed)”。逆もまた同様である。このことは、情報信号の劣化(corruption)を生じさせる。] [0005] I及びQチャネル間のミスマッチを低減する方法を提供することが望まれるだろう。] [0006] 本開示の側面は、少なくとも1つの同相成分(I)バイアス電圧またはIバイアス電流を有するI信号経路と、少なくとも1つの対応する直交成分(Q)バイアス電圧またはQバイアス電流を有するQ信号経路と、Iバイアス電圧またはIバイアス電流の少なくとも1つが、Qバイアス電圧またはQバイアス電流の対応する1つと異なる値を有するように、Iバイアス電圧、Iバイアス電流、Qバイアス電圧、またはQバイアス電流の少なくとも1つを制御するオフセット較正制御とを備える装置を提供する。] [0007] 本開示の別の側面は、通信装置における同相成分(I)及び直交成分(Q)信号経路間のミスマッチを低減する方法であって、I信号経路の要素についてのバイアスと、Q信号経路の要素についてのバイアスとの間にオフセットを与えることを備える方法を提供する。] [0008] 本開示の更に別の側面は、同相成分(I)信号経路及び直交成分(Q)信号経路と、I信号経路の要素についてのバイアスと、Q信号経路の要素についてのバイアスとの間にオフセットを与える手段とを備える装置を提供する。] [0009] 本開示の更に別の側面は、通信装置において、I信号経路の要素と、対応するQ信号経路の要素との間に与えられるべきオフセットを特定するコンピュータプログラム製品であって、コンピュータに対して、それぞれI及びQ信号経路の出力に結合されたI及びQ入力信号を測定させるコードと、コンピュータに対して、測定されたI及びQ入力信号に基づいて、与えられたオフセットを調整させるコードとを備えるコンピュータ読み取り可能な媒体を備える、製品を提供する。] [0010] 本開示の更に別の側面は、第1デジタル信号及び第2デジタル信号を含む2つのデジタルで規定された電圧を、第1出力ノード及び第2出力ノードに生成される2つのアナログ電圧に変換する装置を提供し、この変換モジュールは、第1デジタル信号を第1アナログ電圧に変換する電圧デジタル/アナログコンバータと、第2デジタル信号を電流ノードの第2アナログ電流に変換する一方向電流デジタル/アナログコンバータと、オンされる際に、第1アナログ電圧を、第1出力ノード及び抵抗を介して電流ノードに結合するスイッチの第1の組と、オンされる際に、第1アナログ電圧を、第2出力ノード及び抵抗を介して電流ノードに結合するスイッチの第2の組とを備える。] 図面の簡単な説明 [0011] 図1は、通信システムにおける従来技術の受信機の典型的な実施形態を図示する。 図2は、図1に示す受信機の典型的な実施形態を図示し、ここで追加のオフセット較正制御200が、1つの制御電圧または制御電圧または制御電圧の組VIを生成してIミキサ110をバイアスし、1つの制御電圧または制御電圧の組VQを生成してQミキサ120をバイアスする。 図3Aは、図2に示すIミキサ110の典型的な実施形態を図示し、ここで制御電圧VIが、トランジスタM1、M2、M3、M4のゲートをバイアスするために適用される。 図3Bは、図2の受信機の典型的な実施形態を図示し、ここでオフセット較正制御200が電圧VI=Vgate1を生成し、これがVgateとして、図3Aを参照して述べたIミキサ110のトランジスタのゲートに供給される。 図3Cは、図2に示すIミキサ110の代わりうる典型的な実施形態を図示し、ここで制御電圧VIが、トランジスタM1、M2、M3、M4の基板(またはバルク)をバイアスするために適用される。 図3Dは、図2の受信機の典型的な実施形態を図示し、ここで追加のオフセット較正制御200が電圧VI=Vbulk1を生成し、これが図3Cを参照して述べたIミキサ110のトランジスタのバルクをバイアスする。 図4は、本開示の方法に従って設定可能な、Iチャネルについてのアクティブミキサの典型的な実施形態を図示する。 図5Aはダイレクト・コンバージョン受信機(direct conversion receiver)を図示し、ここで完全差動トランスインピーダンス増幅器(TIA)ITIA510及びQTIA520がそれぞれI及びQミキサ110及び120に結合される。 図5Bは、ダイレクト・コンバージョン受信機についての電圧ベースアーキテクチャを図示し、トランスコンダクタンス(Gm)ステージが各ミキサの前に設けられ、各ミキサの後ろに電圧増幅器(Av)ステージが設けられる。 図5Cは、図5Bのアーキテクチャの典型的な回路の一部を図示し、図5BのGmステージ550が、抵抗負荷RLを有する単純な差動ペアとして実装される。 図5Dは、Gmステージ出力のコモンモード(common-mode)のバイアス電圧が直接に制御され得るスキームを示す。 図6は、別々のゲートバイアス電圧VgateI1及びVgateI2がIミキサに与えられ、別々のゲートバイアス電圧VgateQ1及びVgateQ2がQミキサに与えられる典型的な実施形態を図示する。 図6Aは、I及びQミキサ間のネット(net)のオフセットと、各ミキサの差動ペアにおけるトランジスタM1、M4とM2、M3との間のオフセットとの両方を調整出来る、生成されたミキサ較正制御600を図示する。 図7は、ダイレクト・コンバージョン受信機の典型的な実施形態を図示し、各ミキサのゲートバイアス電圧、基板バイアス電圧、及びコモンモード参照電圧が全て、オフセット較正制御200によって調整され得る。 図8は、本開示に従った送受信機装置の典型的な実施形態を図示し、ADC_I150及びADC_Q160のデジタル出力信号I及びQがベースバンドプロセッサ800に供給される。 図9は、ベースバンドプロセッサ800により測定されたようにバイアス電圧VI及びVQを較正してRSBを最小化するための、オフセット較正制御200によって実施されるアルゴリズムの典型的な実施形態を図示する。 図10は、本明細書に開示された技術が、送信機装置におけるI−Qミスマッチを補正するために適用される典型的な実施形態を図示する。 図11は、双方向電流デジタル/アナログコンバータ(DAC)を用いて電圧VI及びVQを生成する電圧及び電圧オフセット生成器の典型的な実施形態を図示する。 図12は、一方向電流DACを用いる電圧及び電圧オフセット生成器の典型的な実施形態を図示する。] 図1 図10 図11 図12 図2 図3A 図3B 図3C 図3D 図4 実施例 [0012] 添付図面に関連して以下で為される詳細な説明は、この発明の典型的な実施形態の記述として意図され、この発明が実施され得る唯一の典型的な実施形態を示すことを意図されたものではない。本説明を通して使用される用語“典型的”は、“例、事例、または例証として扱う”ことを意味し、他の典型的な実施形態よりも好ましくまたは有利であると解釈されるべきでは必ずしもない。詳細な説明は、この発明の典型的な実施形態の十分な理解を与える目的で、具体的な詳細を含む。この発明の典型的な実施形態が、これらの具体的な詳細無しで実施し得ることは、当業者には明白であろう。ある事例では、本明細書で提示される典型的な実施形態の新規性が不明瞭になることを避けるために、周知の構造及びデバイスはブロック図の形で示される。] [0013] 本明細書及び特許請求の範囲において、ある要素が、別の要素に“接続され”または“結合され”として参照される場合、この別の要素に直接に接続または結合されても良いし、または介在する要素が存在しても良いことが理解されるだろう。逆に、要素が別の要素に“直接に接続され”または“直接に結合され”として参照される場合には、要素は介在しない。] [0014] 図1は、通信システムの従来技術の受信機の典型的な実施形態を図示する。図1において、差動RF入力信号RF_INp/RF_INnが低ノイズ増幅器(LNA)100に与えられ、低ノイズ増幅器100は、この入力信号を増幅して、差動RF信号RFp/RFnを生成する。RFp/RFnは、Iミキサ110及びQミキサ120に与えられる。Iミキサ110は、RFp/RFnを、差動の同相成分(differential in-phase)の局部発振器信号LO_Ip/LO_Inとミキシングし、Qミキサ120は、RFp/RFnを、差動の直交成分(differential quadrature)の局部発振器信号LO_Qp/LO_Qnとミキシングする。ミキサ110、120の出力は、ローパスフィルタ130、140にそれぞれ供給され、引き続きアナログ/デジタルコンバータ150、160でデジタル化されて、デジタル出力I及びQが生成される。] 図1 [0015] 図1に示す受信機が、ダイレクト・コンバージョン受信機(direct conversion receiver)であること、すなわち、受信されたRF信号がミキサ110、120によってベースバンドに直接に変換されることに留意する。当業者は、本明細書に開示された方法が、非ゼロの中間周波数を有する受信機に容易に適用出来得ることを認識するだろう。そのような典型的な実施形態は、本開示の範囲内にあると意図される。] 図1 [0016] 図1に示される具体的な受信機アーキテクチャは、2つの信号経路を有すると見なされ得ることに留意する。すなわち、Iミキサ110、LPF_I130、ADC_I150を含むI信号経路と、Qミキサ120、LPF_Q140、ADC_Q160を含むQ信号経路である。特に断りの無い限り、信号経路またはチャネルのいずれか(IまたはQ)に関して為された説明は、一般的に他の信号経路またはチャネルに適用され得ることを、当業者は認識するだろう。] 図1 [0017] 当業者は、I信号経路またはQ信号経路が、図1の代表的なアーキテクチャに示されるよりも少ない、または多い要素を含み得ることを、認識するだろう。例えば、IまたはQ信号経路はまた、図示される要素に加えて、フィルタ、増幅器、トランスインピーダンス(Gm)ブロックを含んでも良い。本明細書に開示される技術は、明示的には述べられていない他のそのような要素にも、当業者によって同様に適用されることが意図されている。当業者はまた、I及びQ信号経路が、受信機アーキテクチャのみならず送信機アーキテクチャにも存在し得ること、及び、そのため本開示の技術が送信機アーキテクチャにも同様に適用され得ることを認識するだろう。] 図1 [0018] 図1では、I局部発振器信号LO_I及びQ局部発振器信号LO_Qは、互いの位相のずれが90°となるよう設計されている一方、Iミキサ110及びQミキサ120は、同一の利得応答を有するように設計されている。実際には、LO_IとLO_Qとの間の位相差は、90°からずれているだろう。そしてIミキサ110及びQミキサ120の利得はミスマッチ(mismatch)しているだろう。I及びQ信号経路間の他の不均衡と同様にこれらのファクターは、まとめて“I−Qミスマッチ”と呼ばれ得る。I−Qミスマッチは、復調された情報信号の、望ましくない劣化を引き起こし得る。] 図1 [0019] 本開示の一側面によれば、I及びQ信号経路をバイアスするために使用される対応する電圧間にオフセットを与えることによりI−Qミスマッチを低減する、方法が与えられる。] [0020] 図2は、図1に示す受信機の典型的な実施形態を図示し、追加のオフセット較正制御200が、Iミキサ110をバイアスする1つの制御電圧または制御電圧または制御電圧のセットVIを生成し、Qミキサ120をバイアスする1つの制御電圧または制御電圧のセットVQを生成する。当業者は、本明細書に開示された方法が、IまたはQミキサの一方については固定された(調整不可能な)バイアス電圧またはバイアス電圧のセットに、他方のミキサについては可変(調整可能な)のバイアス電圧に適用するよう、容易に変形され得ることを理解するだろう。そのような典型的な実施形態は、本開示の範囲内のものであると意図される。] 図1 図2 [0021] VI及びVQは、I及びQミキサに供給されるように図2では示されているが、当業者は、本明細書で後に述べられる原理に従って、バイアス電圧が、Gmブロック及び/またはトランスインピーダンス増幅器ブロックのような他の要素に供給され得ることを理解するだろう。当業者は、このバイアス電圧のオフセットが、信号経路のネット(net)の利得(例えば振幅または位相)に寄与するいずれかの信号経路における要素に供給され得ることを理解するだろう。そのような典型的な実施形態は、本開示の範囲内にあると意図される。] 図2 [0022] 図3Aは、図2に示すIミキサ110の典型的な実施形態を図示し、ここで制御電圧VIは、トランジスタM1、M2、M3、M4のゲートをバイアスするために適用される。図3Aでは、差動の同相の局部発振器信号LO_Ip/LO/Inが、結合キャパシタC1及びC2を介して、トランジスタM1、M2、M3、M4のゲートに交流(AC)結合されている。制御電圧VIは、ゲートバイアス電圧Vgateにセットされ、これは抵抗R1及びR2を介してトランジスタM1、M2、M3、M4のゲートに供給される。差動信号RFp/RFnのRFp及びRFnは、それぞれ差動ペアM1/M2及びM3/M4のソースにAC結合されている。動作中、差動出力電流Ioutp/Ioutnは、LO信号とRF信号とのミキシング結果(mixed product)に比例する信号成分を含む。] 図2 図3A [0023] 図3Aに示された典型的な実施形態が、制御電圧VQを用いて、Qミキサ(図示せず)におけるトランジスタの対応するゲートをバイアスするために同様に応用され得ることを、当業者は理解するだろう。] 図3A [0024] 図3Bは、図2の受信機の典型的な実施形態を図示し、ここでオフセット較正制御200が電圧VI=Vgate1を生成し、これがVgateとして、図3Aを参照して述べたIミキサ110のトランジスタのゲートに供給される。オフセット較正制御200はまた、Qミキサ120に供給される電圧VQ=Vgate2を生成し、これは、図3Aに示したIミキサと同様に実装されるQミキサにおけるトランジスタの対応するゲートをバイアスするために使用される。電圧VIとVQとの間に計画的なオフセットを導入することにより、I及びQ信号経路間のミスマッチが補正され得る。] 図2 図3A 図3B [0025] 図3Cは、図2に示すIミキサ110の代わりうる典型的な実施形態を図示し、ここで制御電圧VIは、トランジスタM1、M2、M3、M4の基板(またはバルク)をバイアスするために供給される。図3Cでは、トランジスタM1、M2、M3、M4のゲートバイアスは固定されても良く、または本明細書において前に開示された原理に従って可変とされても良い。簡略化のため、トランジスタのゲートバイアスの詳細は、図3Cからは省略されている。] 図2 図3C [0026] 図3Cに示される典型的な実施形態が、制御電圧VQを用いて、Qミキサ(図示せず)におけるトランジスタの対応するバルクをバイアスするために同様に応用され得ることを、当業者は理解するだろう。] 図3C [0027] 図3Dは、図2の受信機の典型的な実施形態を図示し、ここでオフセット較正制御200は、図3Cを参照して述べたIミキサ110のトランジスタのバルクをバイアスする電圧VI=Vbulk1を生成する。オフセット較正制御200はまた、Qミキサ120に供給されるVQ=Vbulk2を生成し、これは図3Cに示すミキサと同様に実装されるQミキサにおけるトランジスタの対応するバルクをバイアスするために使用される。電圧Vbulk1とVbulk2との間に計画的なオフセットを導入することにより、I及びQ信号経路間のミスマッチが補正され得る。] 図2 図3C 図3D [0028] 当業者は、図3Dに示された技術によれば、Iチャネルのミキサのバルク電圧は、Qチャネルのミキサのそれとは異なるべきであるので、Iチャネルのミキサのトランジスタ(M1、M2、M3、M4)は、Qチャネルのミキサの対応するトランジスタとは異なるウェル内に設けられる必要があることを理解するだろう。このことは、深いNウェルオプションを有するRFプロセス技術により可能であり得る。] 図3D [0029] 当業者は、図3A及び3Cに示されるパッシブミキサを参照して説明された技術が、アクティブミキサのトポロジ(topology)にも適用され得ることを理解するだろう。そのような典型的な実施形態は、本開示の範囲内にあると意図される。] 図3A [0030] 例えば図4は、本開示の方法に従って設定可能な、Iチャネルについてのアクティブミキサの典型的な実施形態を図示する。図4では、トランジスタM5及びM6は、アクティブミキサのそれぞれ差動ペアM1、M2、及びM3、M4にバイアス電流を供給する。図4のトランジスタM1、M2、M3、M4に供給されるゲートバイアスVIは、図3Aを参照して述べたように、I−Qの不均衡を補正するため、Qミキサ(図示せず)に供給されるゲートバイアスVQに対してオフセットされ得る。トランジスタのバルクバイアス(図示せず)もまた、図3Cを参照して述べたように、調整可能とされ得る。] 図3A 図3C 図4 [0031] 典型的な実施形態では、オフセット較正制御200は、I−Qの不均衡の補正のため、Qミキサ(図示せず)の対応するバイアストランジスタに供給される対応するゲートバイアスVBIASQに対してオフセットされ、バイアストランジスタM5、M6に供給されるゲートバイアスVBIASIを生成し得る。また別の典型的な実施形態では、RF信号RF_p/RF_nは、図4に示すようにトランジスタM5、M6のドレインにAC結合されるよりもむしろ、M5、M6のゲートにAC結合されても良い。そのような典型的な実施形態は、本開示の範囲内にあると意図される。] 図4 [0032] 当業者は容易に、アクティブまたはパッシブミキサのための代わりうる回路トポロジを導くことが出来、またQミキサの要素に対するオフセットを有するIミキサの要素をバイアスするために本開示の原理を応用し得る。そのような典型的な実施形態は、本開示の範囲内にあると意図される。] [0033] 図5Aはダイレクト・コンバージョン受信機を図示し、ここでミキサが電流出力を有する場合において、完全差動(fully differential)トランスインピーダンス増幅器(TIA: transimpedance amplifier)ITIA510及びQTIA520がそれぞれI及びQミキサ110及び120に結合される。TIAは、上記ミキサの差動出力電流を、差動電圧に変換する。各TIAには、完全差動TIAのコモンモード(common-mode)フィードバック(CMFB)回路のための参照電圧をセットする電圧VCM1またはVCM2を受信する入力が設けられる。当業者は、参照電圧VCM1またはVCM2によりセットされるレベルの近くで、各TIAのコモンモード電圧出力を駆動するよう、CMFB回路が設計されることを理解するだろう。] 図5A [0034] 典型的な実施形態では、オフセット較正制御200によって、ITIA510に供給されるコモンモード電圧VCM1と、QTIA520に供給されるコモンモード電圧VCM2との間にオフセットが導入される。オフセット較正制御200によって生成された電圧VI及びVQは、電圧VCM1及びVCM2に対応し得る。電圧VCM1及びVCM2間の計画的なオフセットの導入により、I及びQチャネル間のミスマッチが補正され得る。] [0035] 当業者は、本開示に従って、I及びQチャネルに存在する、対応するコモンモードバイアス電圧間に、オフセットが全般的に導入され得ることを理解するだろう。例えば図5Bは、ダイレクト・コンバージョン受信機についての電圧ベースアーキテクチャを図示し、トランスコンダクタンス(Gm)ステージが各ミキサの前に設けられ、各ミキサの後ろに電圧増幅器(Av)ステージが設けられる。図5Cは、図5Bのアーキテクチャの典型的な回路の一部を図示し、図5BのGmステージ550、560が、抵抗負荷RLを有する単純な差動ペアとして実装される。当業者は、図5CにおけるGmステージ550、560の差動出力のコモンモード電圧が、様々な要因の幾つかによって制御され得ることを理解するだろう。この要因には、抵抗値RL、トランジスタM1、M2のサイズ、及び/またはバイアス電流IBの値が含まれる。受信機のI及びQチャネル間のオフセットが、これらの要因の幾つかにより導入され、これにより本開示に従ってミキサの不均衡が補正され得る。] 図5B 図5C [0036] あるいは、いずれかのチャネルのコモンモードバイアス電圧は、Gmステージについての図5Dに示すようなスキームを用いて、直接に制御されても良い。図5Dでは、参照電圧VREFIは、フィードバック増幅器ACMを介して、IミキサについてのGmステージ出力のコモンモード電圧をセットし得る。同様に参照電圧VREFQは、Qミキサについての対応するGmステージ出力のコモンモード電圧をセットし得る(図示せず)。VREFIとVREFQとの間にオフセットを導入することで、本開示の原理が適用され得る。] 図5D [0037] 典型的な実施形態では、本開示に従ってI及びQミキサのゲート間及び基板間へバイアスオフセットを適用する方法が、2007年9月28日に出願され、本願の譲受人に譲渡され、参照によりその内容の全てが組み込まれる、“Offset correction for passive mixers”と表題された米国特許出願番号11/864,310の開示に従った、各ミキサの差動ペアの各トランジスタ間にバイアスオフセットを適用する技術に組み合わされ得る。例えば図6は、別々のゲートバイアス電圧VgateI1及びVgateI2がIミキサに与えられ、別々のゲートバイアス電圧VgateQ1及びVgateQ2がQミキサに与えられる典型的な実施形態を図示する。そして図6Aは、I及びQミキサ間のコモンモードオフセットと、各ミキサの差動ペアにおけるトランジスタM1、M4とM2、M3との間の差動オフセットとの両方を調整出来る、生成されたミキサ較正制御600を図示する。] 図6 図6A [0038] 当業者は、更なるゲート電圧(図示せず)が、図6の各ミキサにおけるトランジスタM1−M4のそれぞれを個別にバイアスするために供給され得ることを認識するだろう。] 図6 [0039] 図7は、ダイレクト・コンバージョン受信機の典型的な実施形態を図示し、各チャネルのゲートバイアス電圧、基板バイアス電圧、及びコモンモード参照電圧が全て、オフセット較正制御200によって調整可能とされる。この典型的な実施形態では、信号VI及びVQは、それぞれがチャネルあたり1つ以上の制御電圧を有するコンポジット信号である。] 図7 [0040] 当業者は、全般に、各信号VI及び/またはVQが、チャネルのバイアスを調整するための、上記に開示された幾つかのまたは全てのバイアス電圧を含むコンポジット信号であって良いことを認識するだろう。典型的な実施形態では、チャネルのひとつについてのバイアス電圧のいくつかまたは全ては固定される、すなわち調整不可能とされる一方で、他のチャネルについての対応するバイアス電圧は、オフセット較正制御200を介して調整可能とされ得る。そのような典型的な実施形態は、本開示の範囲内にあると意図される。] [0041] I−Q信号経路内の要素へバイアスオフセットを与える方法は、以上において開示されてきた。チャネルにおけるI−Qミスマッチを低減するためにバイアスオフセットを調整する方法は、更に以下で開示される。] [0042] 図8は、本開示に従った送受信機装置の典型的な実施形態を図示し、ADC_I150及びADC_Q160のデジタル出力信号I及びQがベースバンドプロセッサ800に供給される。ベースバンドプロセッサ800は、デジタル信号I及びQの1つまたはそれ以上の特性を測定し、そしてオフセット較正制御200に結合されている。ベースバンドプロセッサ800で測定されたI及びQ信号の特性に基づいて、オフセット較正制御200は制御電圧VI及びVQを生成する。] 図8 [0043] 典型的な実施形態では、オフセット較正制御200は、電圧VI及びVQをセットして、これにより、信号I及びQからベースバンドプロセッサ800により測定されたように、受信機の残留側帯波(RSB:residual sideband)を最小化し得る。] [0044] 図6Aに図示されたもののような典型的な実施形態では、全般オフセット較正制御(general offset calibration control)600が、受信機の2次入力インターセプトポイント(IIP2:second-order input intercept point)及びRSBを一緒に最適化し得る。当業者は、先に本明細書で参照された、“Offset correction for passive mixers”と表題された米国特許出願番号11/864,310、及び本願の開示に基づいて、上記最適化スキームを得ることが出来るだろう。] 図6A [0045] 図8では、アンテナ820はアンテナ接続部840に結合される。アンテナ820は、送受切り替え部830に結合される差動信号p/nを生成する。送受切り替え部830は、アンテナ接続部840を、受信チェーン(RX)850または送信チェーン(TX)810のいずれかに結合するように構成され得る。] 図8 [0046] 較正の目的で受信機に至る入力信号RF_INp/RF_INnを制御するため、制御された入力信号が、アンテナ840を介して受信機に供給され得る。あるいは、送信機(RX)810が制御された信号を生成し、そして送受切り替え部830が残留結合(residual coupling)を介してTX出力をRX入力に結合しても良い。あるいは、あるアーキテクチャ(図示せず)において、TX810で生成された制御された信号は、較正フェーズの期間、RX入力に直接に結合されても良い。すなわち、送受切り替え部830がバイパスされる。典型的な実施形態では、制御された信号は、single reference toneを有し得る。] [0047] 図9は、ベースバンドプロセッサ800により測定されたようにバイアス電圧VI及びVQを較正してRSBを最小化するための、オフセット較正制御200によって実施されるアルゴリズムの典型的な実施形態を図示する。図9では、較正フェーズは、電圧VI、VQについての初期値を選択することにより、ステップ900で開始する。ステップ900ではまた、入力信号RF_INp及びRF_INnが、上記議論されたいずれかの方法により、受信機に供給される。] 図9 [0048] ステップ910では、選択されたVI、VQに対応する信号I及びQの1つまたはそれ以上のパラメータが、ベースバンドプロセッサ800によって測定され、記録され得る。典型的な実施形態では、当該パラメータは、信号I及びQにおいて測定された残留側帯波(RSB)であり得る。代わりうる典型的な実施形態では、当該パラメータは、オフセット較正制御200によって生成された電圧VI、VQにより影響を受け得るあらゆるパラメータであっても良い。] [0049] ステップ920においてこのアルゴリズムは、VI、VQについての最後のバイアスセッティングに達したか否かを判断する。達していなければ、ステップ930において、次の候補となるVI、VQセッティングに進み得る。そしてアルゴリズムはステップ910に戻り、新たなVI、VQに対応する所定のパラメータが測定され得る。ステップ920で最後のVI、VQセッティングに到達すると、アルゴリズムはステップ940に進む。] [0050] 本方法では、候補となるVI、VQセッティングを経ることにより、ステップ910で測定される所定のパラメータが、VI、VQセッティングの適切なレンジにわたってスウィープ(sweep)され得る。適切なレンジをスウィープした後、当該パラメータの最適値に対応するVI、VQセッティングが、ステップ940で特定される。典型的な実施形態では、信号I、Qでの最低RSBに対応するセッティングまたは複数のセッティングが特定され得る。] [0051] ステップ950では、ステップ940で特定されたVI、VQセッティングがオフセット較正制御200により選択され、図8の受信機のI及びQチャネルに適用される。] 図8 [0052] 最適なVI、VBセッティングを決定する具体的なアルゴリズムが上記述べられたが、当業者は、最適なセッティングを決定するために較正のセッティングをスウィープするためのその他のアルゴリズムが適用出来ることを認識するだろう。例えば、本明細書において先に参照された、“Offset correction for passive mixers”と表題された米国特許出願番号11/864,310に開示された較正アルゴリズムを使用しても良い。] [0053] 本明細書で開示された較正方法はまた、明示的に述べられたものに加えて、その他の所定のパラメータを最適化するためにも使用されて良い。例えば、いずれかのミキサの振幅または位相利得のようなものである。上記典型的な実施形態もまた、本開示の範囲内にあると意図される。] [0054] 典型的な実施形態では、図9で述べた較正フェーズは、LNAに入力される信号RFp/RFnが既知である際に実行され得る。例えば、出荷前にチップがテストされる際に、工場において較正がなされても良い。あるいは、以下のように通常動作の間に較正がなされても良い。完全な双方向通信(duplexing)がサポートされている場合(すなわち、単一の電波(radio)により同時に送信及び受信出来る)、送受切り替え部830の残留結合を介してRX850に結合される図8のTX810は、信号を送信し得る。例えば送受切り替え部830及び/またはTX/RXフィルタ(図示せず)によってもたらされた、送信経路及び受信経路間の減衰(attenuation)に打ち勝つため、TX810が、適切な高電力レベルで送信を行い得ることに留意する。] 図8 図9 [0055] 典型的な実施形態では、オフセット較正制御200は、図9で述べたステップを実行するプロセッサを備え得る。プロセッサにこのステップを実行するよう命令するコードは、プロセッサによりアクセス可能なRAMまたはROMのようなあらゆる媒体に記録され得る。オフセット較正制御200はまた、図9のステップの処理の結果に基づいて電圧VI、VQを生成するための、デジタル/アナログ変換回路を含む回路を備え得る。そのような変換回路は、図11及び12を参照して、本明細書で後に述べられる。] 図11 図9 [0056] 図10は、本明細書に開示された技術が、送信機装置におけるI−Qミスマッチを補正するために適用される典型的な実施形態を図示する。図10において、Iミキサ110及びQミキサ120は、ローパスフィルタ1000及び1010によってフィルタリングされたベースバンド入力信号BB_I(同相)及びBB_Q(直交位相)を受信する。ミキサ110、120は、局部発振器信号LO_I及びLO_Qと乗算することにより、ベースバンド信号をより高い周波数に変調する。変換された信号は、出力がパワーアンプ(PA)1030に結合された可変利得増幅器(VGA)1020に入力される。] 図10 [0057] 典型的な実施形態では、オフセット較正制御200は、I−Qミスマッチにつきミキサ110、120を較正するための本明細書に開示の方法に従って、バイアス電圧VI及びVQを生成し得る。受信機のIまたはQミキサをバイアスすることについて本明細書で述べられた方法の全てが、送信機のIまたはQミキサのバイアスに適用できることに留意する。また当業者は、いくつかの典型的な実施形態が、回路ブロックの機能を、図10とは異なるように分割(partition)し得ることを理解するだろう。例えば、LPF1000、1010は、ミキサ110、120の機能に組み込まれても良い。そのような典型的な実施形態は、本開示の範囲内にあると意図される。] 図10 [0058] 典型的な実施形態では、VI及びVQの較正を実行するため、PA出力のRSBが、“センスループ(sense loop、図示せず)”により測定されて、残留側帯波がRFからベースバンドにダウンコンバートされ得る。ダウンコンバートされたRSBはADCを用いてデジタル化され、ベースバンドプロセッサを用いて処理されて、オフセット較正制御が調整され得る。典型的な実施形態では、TXの較正は、“ループバックモード(loopback mode)”の期間に図8に示すアーキテクチャを用いて行われても良い。ここでは、TXの出力は、アンテナよりもむしろRX入力に直接に結合される。] 図8 [0059] 当業者は、本明細書に開示された技術が、本明細書に明示的に開示された送信機及び受信機の較正に適用される必要が無いことを理解するだろう。より正確には、本技術は、I及びQミキサ、TIA、及び/またはGmモジュールを用いるあらゆる通信装置に適用され得る。そのような実施形態は、本開示の範囲内にあると意図される。] [0060] 本開示の更なる側面では、単一のベース電圧及びオフセットを前提として、電圧VI及びVQを生成するオフセット較正制御200のための技術が与えられる。図11は、双方向電流デジタル/アナログコンバータ(DAC)を用いて電圧VI及びVQを生成する電圧及び電圧オフセット生成器の典型的な実施形態を図示する。図11において、デジタルベース電圧VI(DIGITAL)が電圧DAC1100に供給される。電圧DAC1100は、対応するアナログ電圧VI(ANALOG)を出力する。典型的な実施形態では、電圧DAC1100は、複数のスイッチのひとつによって選択的にタップ(tap)される、単純な抵抗チェーンであって良い。電圧DAC1100の出力は、バッファ1110に結合される。典型的な実施形態では、バッファ1110の出力は、図2のオフセット較正制御200により、制御電圧VIとして供給され得る。] 図11 図2 [0061] また図11では、デジタルオフセット電圧Offset(DIGITAL)が、双方向電流デジタル/アナログコンバータ(DAC)1140に与えられる。電流DAC1140は、振幅Offset(ANALOG)を有するアナログ電流IDACを出力する。ノードA(電流DAC1140の出力に対応する)では、電圧が以下のようになる。すなわち、 VA=VI(ANALOG)+Offset(ANALOG)×R ここで、Rはレンジ制御(range control)1120によって調整可能な可変抵抗である。典型的な実施形態では、Rは2ビットのデジタル制御信号(図示せず)を特定することにより、4つの異なる値の中から選択可能である。] 図11 [0062] 図示する典型的な実施形態では、電流DAC1140は、電流の供給とシンク(sink)の両方が可能な双方向電流DACである。正の値に相当するOffset(DIGITAL)の値の場合には、DAC1140は電流を供給し、負の値に相当するOffset(DIGITAL)の値の場合には、DAC1140は電流をシンク(sink)出来る。または逆の場合でも同様である。このようにして、Offset(DIGITAL)のプログラムされた符号(sign)に依存して、ベース電圧VIよりも高いまたは低い電圧VAが生成され得る。] [0063] 典型的な実施形態では、電圧VAは、図2のオフセット較正制御200により制御電圧VQ(ANALOG)として供給され得る。] 図2 [0064] 当業者は、代わりうる典型的な実施形態において、VQがベース電圧とされても良く、オフセットがVIを生成するためのVQに与えられてもよい。その他の典型的な実施形態では、上記に開示されているように、VIまたはVQのいずれかが、複数の制御電圧を有していても良く、これらの全てまたはいずれかは、図11に示す方法を用いて生成され得る。そのような典型的な実施形態は、本開示の範囲内にあると意図される。] 図11 [0065] 図12は、一方向電流DAC1240を用いて電圧VI及びVQを生成する電圧及び電圧オフセット生成器の典型的な実施形態を図示する。図12では、一方向電流DAC1240は、振幅Offset(ANALOG)を有する電流IDACを供給する。当業者は、代わりうる典型的な実施形態(図示せず)において、図12の回路に適切な変形を加えて、電流DAC1240が電流を供給するよりもむしろシンク(sink)し得ることを理解するだろう。] 図12 [0066] 図12では、ベース電圧Vbase(DIGITAL)が電圧DAC1100に供給される。電圧DAC1100の出力電圧Vbase(ANALOG)は、スイッチS1、S2、S3、S4、S5、S6の設定に依存して、バッファ1200またはバッファ1210のいずれかに結合される。] 図12 [0067] 第1の設定では、VXがhighでVXBがlowとされて、S1、S2、S5がクローズ、S3、S4、S6がオープンされる。この設定では、電圧DAC1100の出力はバッファ1200の入力に結合され、VAはVbase(ANALOG)に等しくなる。電流DAC1240により供給される電流IDACは、ノードDからスイッチS5を介してバッファ1200の出力に流れる。よって、ノードDの電圧VDは次のように与えられる。すなわち、 VD=Vbase(ANALOG)+Offset(ANALOG)×R ここでRは、先に述べた通りレンジ制御1120によって設定可能な可変抵抗である。VDは、スイッチS2を介してバッファ1210の入力に結合され、バッファ1210の出力電圧VBはVDに等しくなる。すなわち、 VB=VA+Offset(ANALOG)×R (第1の設定)。] [0068] 第2の設定では、VXBがhighでVXがlowとされて、S1、S2、S5がオープン、S3、S4、S6がクローズされる。この設定では、電圧DAC1100の出力はバッファ1210の入力に結合され、VBはVbase(ANALOG)に等しくなる。電流DAC1240によって供給される電流IDACは、ノードDからスイッチS6を介してバッファ1210の出力に流れる。ノードDの電圧VDは次のように与えられる。すなわち、 VD=VB+Offset(ANALOG)×R VDは、スイッチS4を介してバッファ1200の入力に結合され、バッファ1200の出力電圧VAはVDに等しくなる。この場合、 VA=VB+Offset(ANALOG)×R (第2の設定)。] [0069] よって、第1の構成ではVBがOffset(ANALOG)×Rの値だけVAよりも高くなり、第2の設定ではVAがOffset(ANALOG)×Rの値だけVBより高くなることが分かる。] [0070] 典型的な実施形態では、図2のオフセット較正制御200によって生成される電圧VI及びVQは、図12の電圧VA及びVBに対応し得る。この典型的な実施形態では、電圧VI及びVQは、Vbase(DIGITAL)、Offset(DIGITAL)、可変抵抗R、及び制御電圧VX及びVXBによるスイッチの設定により、特定され得る。] 図12 図2 [0071] 当業者は、情報及び信号が任意の様々な異なる技術及び技法を使用して表され得ることを理解するであろう。例えば、上述の至る所で参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または粒子、光学場または粒子、またはその任意の組合せによって表され得る。] [0072] 当業者は、本明細書に開示された実施形態に関連して述べられた様々な例示の論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または双方の組合せとして実施され得ることを更に認識するであろう。ハードウェア及びソフトウェアのこの互換性を明確に例証するために、様々な例示の要素部品、ブロック、モジュール、回路、及びステップは、一般にそれらの機能に関して上で述べられてきた。そのような機能がハードウェアまたはソフトウェアとして実施されるかは、特定のアプリケーション及びシステム全体に課せられた設計制限に依存する。当業者は、記述した機能を特定の各アプリケーションのために様々な方法で実施し得るが、そのような実施決定はこの発明の典型的な実施形態の範囲から逸脱するものと解釈されるべきでない。] [0073] 本明細書に開示された実施形態に関連して述べられた様々な例示の論理ブロック、モジュール、及び回路は、本明細書で述べた機能を実行するために設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア部品、またはその任意の組合せによって実装または実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであって良いが、これに代わるものでは、プロセッサはあらゆる従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、計算デバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連係した1つまたはそれ以上のマイクロプロセッサ、または他の任意のそのような構成として実施され得る。] [0074] 本明細書に開示された実施形態に関連して述べられた方法またはアルゴリズムのステップは、直接、ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはその二つの組合せにおいて具体化され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的に書き込み可能なROM(EPROM)、電気的に消去及び書き込み可能なROM(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で既知である他の形の任意の記録媒体に存在し得る。典型的な記録媒体は、プロセッサが記録媒体から情報を読み出し、そして記録媒体へ情報を書き込むことが出来るように、プロセッサへ結合され得る。これに代るものでは、記録媒体は、プロセッサへ一体化されても良い。プロセッサ及び記録媒体は、ASIC内にあっても良い。ASICは、ユーザ端末内にあっても良い。あるいは、プロセッサ及び記録媒体は、ユーザ端末においてディスクリート部品としてあっても良い。] [0075] 1つまたはそれ以上の典型的な実施形態では、述べられた機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、それらの機能は1つまたはそれ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読み取り可能な媒体に記憶され、或いは伝送され得る。コンピュータ読み取り可能な媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの持ち運びを助ける任意の媒体を含むコンピュータ記憶メディア及び通信メディアの双方を含む。記録媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体であって良い。例として、これに限定するもので無いものとして、このようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク媒体、磁気ディスク媒体またはその他の磁気記録デバイス、または命令またはデータ構造の形で所望のプログラムコードを運びまたは保持するために使用され、そしてコンピュータによってアクセスできる他の任意の媒体を含むことが出来る。また、あらゆる接続が、適切にコンピュータ読み取り可能な媒体と呼ばれる。例えば、そのソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、或いは赤外線、無線、及びマイクロ波といった無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、またはその他のリモートソースから送信されるならば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、或いは赤外線、無線、及びマイクロ波といった無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk and disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光学ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、及びブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、一般的に、磁気によってデータを再生し、ディスク(disc)はレーザによって光学的にデータを再生する。上記の組合せもまたコンピュータ読み取り可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。] [0076] 開示された典型的な実施形態の上記説明は、当業者に本発明の製造及び使用を可能にするために与えられる。これらの典型的な実施形態の種々の変形が、当業者には容易に明白であろう。そして本明細書で定義された包括的な原理は、この発明の範囲または精神から逸脱することなく、その他の実施形態に適用され得る。よって、この発明は、本明細書に示された典型的な実施形態に限定されることを意図したものではないが、本明細書で開示された新規な特徴と原理に一致する最も広い範囲に許容される。]
权利要求:
請求項1 少なくとも1つの同相成分(I)バイアス電圧またはIバイアス電流を有するI信号経路と、少なくとも1つの対応する直交成分(Q)バイアス電圧またはQバイアス電流を有するQ信号経路と、前記Iバイアス電圧またはIバイアス電流の少なくとも1つが、前記Qバイアス電圧またはQバイアス電流の対応する1つと異なる値を有するように、前記Iバイアス電圧、Iバイアス電流、Qバイアス電圧、またはQバイアス電流の少なくとも1つを制御するオフセット較正制御とを備える装置。 請求項2 前記装置は、通信受信機を備える、請求項1の装置。 請求項3 前記装置は、通信送信機を備える、請求項1の装置。 請求項4 前記I及びQ信号経路は、対応するI及びQミキサを備え、少なくとも1つの前記Iバイアス電圧またはIバイアス電流は、前記Iミキサのバイアス電圧または電流を含み、少なくとも1つの前記Qバイアス電圧またはQバイアス電流は、前記Qミキサのバイアス電圧または電流を含む、請求項1の装置。 請求項5 各ミキサは、少なくとも1つの差動ペアを備え、前記Iバイアス電圧、Iバイアス電流、Qバイアス電圧、またはQバイアス電流の少なくとも1つは、前記ミキサの少なくとも1つの差動ペアの第1ゲートバイアス電圧を含む、請求項4の装置。 請求項6 前記Iバイアス電圧、Iバイアス電流、Qバイアス電圧、またはQバイアス電流の前記少なくとも1つは、前記ミキサの前記少なくとも1つの差動ペアの第2ゲートバイアス電圧を更に含み、前記第1及び第2ゲートバイアス電圧は、単一の差動ペアのそれぞれ第1及び第2トランジスタに結合され、前記オフセット較正制御は更に、前記第1及び第ゲートバイアス電圧間にオフセットを与えるように構成されている、請求項5の装置。 請求項7 前記Iバイアス電圧、Iバイアス電流、Qバイアス電圧、またはQバイアス電流の前記少なくとも1つは、前記ミキサの前記少なくとも1つの差動ペアの基板バイアス電圧を更に含む、請求項6の装置。 請求項8 前記Iバイアス電圧、Iバイアス電流、Qバイアス電圧、またはQバイアス電流の前記少なくとも1つは、前記ミキサの前記少なくとも1つの差動ペアのバルクバイアス電圧を含む、請求項4の装置。 請求項9 各ミキサはパッシブミキサである、請求項5の装置。 請求項10 各ミキサはアクティブミキサである、請求項5の装置。 請求項11 各ミキサはアクティブミキサであり、各アクティブミキサは、少なくとも1つのバイアストランジスタを備え、前記Iバイアス電圧、Iバイアス電流、Qバイアス電圧、またはQバイアス電流の前記少なくとも1つは、前記少なくとも1つのバイアストランジスタに関連付けられたバイアス電流を含む、請求項4の装置。 請求項12 前記I及びQ信号経路は、対応するI及びQミキサを備え、前記I及びQ信号経路は更に、それぞれ前記I及びQミキサの出力に結合された、対応するI及びQトランスインピーダンス増幅器(TIA)を備え、前記少なくとも1つのIバイアス電圧またはIバイアス電流は、前記I TIAのバイアス電圧を含み、前記少なくとも1つのQバイアス電圧またはQバイアス電流は、前記Q TIAのバイアス電圧を含む、請求項1の装置。 請求項13 前記I TIAの前記バイアス電圧は、前記I TIAのコモンモード(common-mode)出力電圧を含み、前記Q TIAの前記バイアス電圧は、前記Q TIAのコモンモード出力電圧を含む、請求項12の装置。 請求項14 前記I及びQ信号経路は、対応するI及びQミキサを備え、前記I及びQ信号経路は更に、それぞれ前記I及びQミキサの入力に結合された、対応するI及びQGm増幅器を備え、前記少なくとも1つのIバイアス電圧またはIバイアス電流は、前記I Gm増幅器のバイアス電圧を含み、前記少なくとも1つのQバイアス電圧またはQバイアス電流は、前記Q Gm増幅器のバイアス電圧を含む、請求項1の装置。 請求項15 前記IGm増幅器の前記バイアス電圧は、前記I Gm増幅器のコモンモード出力電圧を含み、前記Q Gm増幅器の前記バイアス電圧は、前記Q Gm増幅器のコモンモード出力電圧を含む、請求項14の装置。 請求項16 前記I及びQ信号経路の出力にそれぞれ結合されたI及びQ入力信号を測定するように構成されたプロセッサを更に備え、前記プロセッサは更に、前記測定されたI及びQ入力信号に基づいて、前記オフセット較正制御の出力信号を調整するように構成される、請求項1の装置。 請求項17 前記プロセッサは更に、前記I及びQ入力信号から測定された残留側帯波に基づいて、前記オフセット較正制御の前記出力信号を調整するように構成されている、請求項16の装置。 請求項18 前記オフセット較正制御は、デジタルで規定された2つの電圧を、2つのアナログ電圧に変換する変換モジュールを備え、少なくとも2つの前記デジタルで規定された電圧は、第1デジタル信号及び第2デジタル信号を備え、対応する前記アナログ電圧は、第1出力ノード及び第2出力ノードで生成され、前記変換モジュールは、前記第1デジタル信号を第1アナログ電圧に変換する電圧デジタル/アナログコンバータと、電流ノードにおいて前記第2デジタル信号を第2アナログ電圧に変換する一方向電流デジタル/アナログコンバータと、オンされる際に、前記第1アナログ電圧を前記第1出力ノード及び抵抗を介して前記電流ノードに結合する、スイッチの第1の組と、オンされる際に、前記第1アナログ電圧を前記第2出力ノード及び抵抗を介して前記電流ノードに結合する、スイッチの第2の組とを備える、請求項1の装置。 請求項19 前記第1スイッチがオンされる際に、前記第1アナログ電圧を前記第1出力ノードに結合する第1バッファと、前記第2スイッチがオンされる際に、前記第1アナログ電圧を前記第2出力ノードに結合する第2バッファとを更に備える請求項18の装置。 請求項20 前記第1出力ノードの電圧は、前記オフセット較正制御により、前記Iバイアス電圧またはIバイアス電流の前記少なくとも1つとして供給され、前記第2出力ノードの電圧は、前記オフセット較正制御により、前記Qバイアス電圧またはQバイアス電流の前記対応する1つとして供給される、請求項18の装置。 請求項21 前記抵抗は、制御信号に応じて調整可能である、請求項18の装置。 請求項22 前記電圧デジタル/アナログコンバータは、抵抗チェーンを備える、請求項18の装置。 請求項23 通信装置における同相成分(I)及び直交成分(Q)信号経路間のミスマッチを低減する方法であって、該方法は、前記I信号経路の要素についてのバイアスと、前記Q信号経路の要素についてのバイアスとの間にオフセットを与えることを備える方法。 請求項24 前記通信装置は、受信機を備える、請求項23の方法。 請求項25 前記通信装置は、前記I及びQ信号経路を備える送信機を備える、請求項23の方法。 請求項26 前記I及びQ信号経路は、対応するI及びQミキサを備え、前記オフセットを与えることは、前記Iミキサのトランジスタと、前記Qミキサの対応するトランジスタとの間にオフセットを与えること、を備える請求項23の方法。 請求項27 前記オフセットを与えることは、前記Iミキサの前記トランジスタのゲートと、前記Qミキサの前記対応するトランジスタのゲートとの間にオフセットを与えること、を備える請求項26の方法。 請求項28 前記Iミキサの第1トランジスタと、前記Iミキサの第2トランジスタとの間にバイアスオフセットを与えること、を更に備え、前記第1及び第2トランジスタは差動ペアを形成する、請求項26の方法。 請求項29 前記オフセットを与えることは、前記Iミキサの前記トランジスタのバルクと、前記Qミキサの前記対応するトランジスタのバルクとの間にオフセットを与えること、を備える請求項26の方法。 請求項30 前記オフセットを与えることは、前記Iミキサの前記トランジスタのバルクと、前記Qミキサの前記対応するトランジスタのバルクとの間にオフセットを与えること、を更に備える請求項27の方法。 請求項31 各ミキサはパッシブミキサである、請求項26の方法。 請求項32 各ミキサはアクティブミキサである、請求項26の方法。 請求項33 各ミキサはアクティブミキサであり、各アクティブミキサは、少なくとも1つのバイアストランジスタを備え、前記オフセットを与えることは、前記Iミキサの前記少なくとも1つのバイアストランジスタに関連付けられたバイアス電流と、前記Qミキサの前記少なくとも1つのバイアストランジスタに関連付けられたバイアス電流との間にオフセットを与えること、を備える請求項26の方法。 請求項34 前記I及びQ信号経路は、対応するI及びQミキサを備え、前記I及びQ信号経路は更に、それぞれ前記I及びQミキサの出力に結合された、対応するI及びQトランスインピーダンス増幅器(TIA)を備え、前記オフセットを与えることは、前記I TIAのバイアス電圧と前記Q TIAの対応するバイアス電圧との間にオフセットを与えること、を備える、請求項26の方法。 請求項35 前記I TIAの前記バイアス電圧は、前記I TIAのコモンモード(common-mode)出力電圧を含み、前記Q TIAの前記バイアス電圧は、前記Q TIAのコモンモード出力電圧を含む、請求項34の方法。 請求項36 前記I及びQ信号経路は、対応するI及びQミキサを備え、前記I及びQ信号経路は更に、それぞれ前記I及びQミキサの入力に結合されたI及びQGm増幅器を備え、前記オフセットを与えることは、前記I Gm増幅器のバイアス電圧と前記Q Gm増幅器の対応するバイアス電圧との間にオフセットを与えること、を備える、請求項23の方法。 請求項37 前記IGm増幅器の前記バイアス電圧は、前記I Gm増幅器のコモンモード出力電圧を含み、前記Q Gm増幅器の前記バイアス電圧は、前記Q Gm増幅器のコモンモード出力電圧を含む、請求項36の方法。 請求項38 前記通信装置は受信機を備え、前記受信機は、前記I及びQ信号経路を備え、前記方法は、前記I及びQミキサの出力にそれぞれ結合されたI及びQ入力信号を測定することと、前記測定されたI及びQ入力信号に基づいて、前記与えられるオフセットを調整することとを備える、請求項26の方法。 請求項39 前記与えられるオフセットを調整することは、前記I及びQ入力信号から測定された残留側帯波に基づいて、前記与えられるオフセットを調整すること、を備える、請求項38の方法。 請求項40 前記受信機の入力に、制御された入力信号を供給することを更に備える請求項38の方法。 請求項41 前記通信装置は送信機及び送受切り替え器を更に備え、前記制御された入力信号を供給することは、前記送信機を用いて制御された入力信号を送信することと、前記送信された制御された入力信号を、前記送受切り替え器を介して前記受信機の前記入力に結合することとを備える、請求項40の方法。 請求項42 前記I信号経路の要素についてのバイアスと、前記Q信号経路の要素についてのバイアスとの間の、複数の候補となるオフセットを与えることと、与えられた前記複数の候補となるオフセットのそれぞれについて、前記I及びQミキサの出力に結合されたI及びQ入力信号を測定することとを更に備える請求項38の方法。 請求項43 前記測定されたI及びQ入力信号に基づいて、前記与えられるオフセットを調整することは、前記測定されたI及びQ入力信号から算出された最小の残留側帯波に関連付けられた、前記候補となるオフセットを与えること、を備える請求項42の方法。 請求項44 前記通信装置は送信機を備え、前記送信機は前記I及びQ信号経路を備え、前記I信号経路はIミキサを備え、前記Q信号経路はQミキサを備え、前記方法は、前記Iミキサの入力に参照I信号を与えることと、前記Qミキサの入力に参照Q信号を与えることと、前記送信機により送信された信号のパラメータを測定することと、前記送信機により送信された前記信号の前記パラメータを測定することに基づいて、前記与えられるオフセットを調整することとを更に備える、請求項23の方法。 請求項45 前記送信機により送信された前記信号の前記パラメータは、残留側帯波である、請求項44の方法。 請求項46 前記通信装置は更に、送受切り替え器及び受信機を備え、前記送信機により送信された前記信号の前記パラメータを測定することは、前記送信機により送信された前記信号を、前記送受切り替え器を介して前記受信機の入力に結合することを備え、前記与えられるオフセットを調整することは、前記測定された送信された信号の最小の残留側帯波に関連付けられたオフセットを、前記Iミキサについてのバイアス要素と前記Qミキサについてのバイアス要素との間に与えることを備える、請求項45の方法。 請求項47 同相成分(I)信号経路及び直交成分(Q)信号経路と、前記I信号経路の要素についてのバイアスと、前記Q信号経路の要素についてのバイアスとの間にオフセットを与える手段とを備える装置。 請求項48 与えられる最適なオフセットを決定する手段を更に備える、請求項47の装置。 請求項49 前記I信号経路の要素についてのバイアス電圧、及び前記Q信号経路の要素についてのバイアス電圧を生成する手段を更に備える、請求項48の装置。 請求項50 通信装置において、I信号経路の要素と、対応するQ信号経路の要素との間に与えられるべきオフセットを特定するコンピュータプログラム製品であって、該製品は、コンピュータに対して、それぞれ前記I及びQ信号経路の出力に結合されたI及びQ入力信号を測定させるコードと、コンピュータに対して、前記測定されたI及びQ入力信号に基づいて、前記与えられたオフセットを調整させるコードとを備えるコンピュータ読み取り可能な媒体を備える、製品。 請求項51 コンピュータに対して、前記測定されたI及びQ入力信号に基づいて、前記与えられたオフセットを調整させるコードは、コンピュータに対して、前記I及びQ入力信号から測定された残留側帯波に基づいて、前記与えられたオフセットを調整させるコードを備える、請求項50のコンピュータプログラム製品。 請求項52 前記通信装置は送信機、送受切り替え器、及び受信機を備え、前記製品は、コンピュータに対して、前記送信機を用いて、制御された入力信号を、送受切り替え器を介して前記受信機の入力に送信させるコードを更に備える、請求項51のコンピュータプログラム製品。 請求項53 前記I信号経路の要素についてのバイアスと、前記Q信号経路の要素についてのバイアスとの間の、複数の候補となるオフセットを与えるコードと、与えられた前記複数の候補となるオフセットのそれぞれについて、前記I及びQミキサの出力に結合されたI及びQ入力信号を測定するコードとを更に備える、請求項52のコンピュータプログラム製品。 請求項54 第1デジタル信号及び第2デジタル信号を含む2つのデジタルで規定された電圧を、第1出力ノード及び第2出力ノードに生成される2つのアナログ電圧に変換する装置であって、前記変換モジュールは、前記第1デジタル信号を第1アナログ電圧に変換する電圧デジタル/アナログコンバータと、前記第2デジタル信号を電流ノードの第2アナログ電流に変換する一方向電流デジタル/アナログコンバータと、オンされる際に、前記第1アナログ電圧を、前記第1出力ノード及び抵抗を介して前記電流ノードに結合するスイッチの第1の組と、オンされる際に、前記第1アナログ電圧を、前記第2出力ノード及び抵抗を介して前記電流ノードに結合するスイッチの第2の組とを備える装置。 請求項55 前記第1スイッチがオンされる際に、前記第1アナログ電圧を前記第1出力ノードに結合する第1バッファと、前記第2スイッチがオンされる際に、前記第1アナログ電圧を前記第2出力ノードに結合する第2バッファとを更に備える、請求項54の装置。 請求項56 前記抵抗は、制御信号に応じて調整可能である、請求項54の装置。 請求項57 前記電圧デジタル/アナログコンバータは、抵抗チェーンを備える、請求項54の装置。
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